ウツボ退治
2011年も早いもので、もう残りわずか(でもないか)。
8月27日、久々にボート釣りに行った。
さすがに真夏はボート釣りをする気にはならなかった。単に暑いからだ。
ボート釣りは逃げ場がない。
熱中症になりかけたら、一般的には水分を取り木陰で座って休むのが鉄則。
しかしボートの上には木陰などないし、そもそも最初っから座っているのだし、そうなると水分をとって凌ぐほかないのだが飲み過ぎるとおトイレに行きたくなり、やはりボート上にはトイレがなく、熱中症と尿意のダブルパンチとなり…
そんな事を考えたら恐ろしくて行く気にならなかったのだ。
だが8月も終わりになると、過ごしやすい気温の日が多くなってきた。
そろそろ良かろうと。
いつものオオモリボートに行くことにした。
同行者はいつものS氏、Y氏。
今回はウツボ狙い。他の魚には目もくれず、いや、餌となるサバやイワシは大事にキープするとして、例えば鯛だとかカサゴだとか、そんな金魚みたいな幼稚な色の魚ははっきり言って迷惑。エサ取りの類である。
という感じの意気込みで行けば、もしかして鯛とか釣れるんじゃないかなぁと。そんな企み。
僕は早朝5時頃にS氏の家の辺りまでバイクで行くことにした。家を出るのは4時少し前だ。
タックルは極力コンパクトにしたい。
買ったばかりのガルプスティックは8フィートと少し長いか。
でもまぁ何とかなるだろう。ってことでメインロッドはガルプに決定。
もう一本はサビキで小物釣り&シロギス狙い。
バスロッドが最適なのだが、6フィートの二本継。そのためだけにロッドケースを背負うのはバカバカしいので却下。
振り出しのトラウトロッドを採用した。
仕掛けはウツボ用に根魚用の胴付きとヒラメ級の天秤仕掛け。
イワシ用に堤防で使うような軽いサビキ。
サバやカツオを狙うためにカゴサビキ。
シロギス狙いの天秤。
それにクーラボックス、スーパー受二郎、タモ、ギョサンなどをカブに載せるとこうなる。
さすがスーパーカブ110。余裕で載ります。
予定通りS氏たちと合流。車に乗って葉山へ。
御用邸の近くの「山田家貸しボート釣具店」で餌を購入した。
オオモリボートは餌を売っていない。途中のここで買うのが一番近い。
しかしボート屋もやっているので、店の人が海に出ている場合がある。そんなときは連絡して戻ってくるのを待つしかないみたい。
さて、長者ヶ崎はこんな感じ。いつも凪いでいるなあ。
釣果はマルソーダ多数
トラギス多数
シロギス5,6匹
カワハギ20cm1尾、ゴマサバ40cm1尾。写真は撮り忘れた。。
そして、マルソーダをその場で捌いて餌にして、釣れました。
ウツボ先生。
色合いがカッコイイ。黄色と黒。あぶねぇ色。遮断機カラー。
目が怖いす。
さて、ウツボはあまりに気持が悪いので食うのを断念。
サバとシロギスとカワハギをキープ。美味しくいただきました。
しかし、40cmのサバを初めて釣ったが引きがもの凄い。
ひっくり返るほど猛烈だった。
ガルプとソアレBB2500HGSでどうにか上げられた。
メバリングロッドだったら厳しかっただろうなぁ。
ちなみにウツボ仕掛けはPE1号にフロロ2.5号を結び、その先に天秤。
で、ハリスはフロロ4号、針はカサゴ用のおっきめのやつ。
チモトにチューブを通して歯で切られないようにした。