ようやく釣れました

2020年2月21日 2020年2月21日

uno

今年はもう釣れないのかと

私ごとですが、というかブログに書くようなことは大体が私ごとなのですが、ランニングを始めました。
きっかけは例のごとく酒席での放言というか、簡単に言うと酔った勢いですね。詳細は割愛しますが夜な夜な走っております。

目的もなく走るのは飽きてしまいそうなので、江戸川まで夜釣りに行くという名目で走ることにしました。つまり、竿を持ってランニングです。

まだ寒いし、特に夜なんか魚は釣れないだろうなと思いつつ、息子の魚肉ソーセージをポケットに忍ばせて、竿はリュックにぶっさして、とことこ走って江戸川に着いたのは2/7の深夜。満月でした。

水面は湖のように静かで、月明かりが反射していてきれいでした。周りは音もなく。時折電車の走る音が聞こえる程度です。

そんな中、とりあえず魚肉ソーセージを口に含んでもぐもぐと咀嚼し、湖のように静かな水面に向けてブハーッと景気良く撒き散らします。グレートカブキになった気分です。近くにいた猫が驚いて逃げて行きました。

撒き餌も済んだところで竿を出しましたが、まあ釣れませんね。釣れるわけがないんです。もしかしたらブルーギルくらいは、などと思ったりもしましたがダメでした。

暴風

さて、気を取り直して2/9(日)、今度はお昼に出動です。
どこに行くか迷いましたが、松戸の「神明堀」というところに調査がてら行くことにしました。

バイクに乗ってブーンと…、お？バイクが横に走ります。新しい機能でしょうか。いいえ、暴風です。バイクが横にずれるほどの暴風です。（大げさ）でも軽くハンドルを取られるくらいの強風。これは釣りにならないかも…。

でも見るだけでも、と神明堀に行ってみました。と言ってもですね、神明堀がどこなのか正確には分からないのです。おそらく、まこも池の近くを南北に流れている小さな水路だと思うのですが。

で、着いてみるとなかなか良さげな水路でした。ただやはり風が強いのと、水位が低くて釣れなさそうなので今回は竿を出しませんでした。

近くのまこも池に移動。
ここは以前偵察に来たことがありますが、竿を出すのは初めてです。

ヘラ師が何人か竿を出していました。
江戸川の土手が風を防いでくれて釣りはできそうです。
階段みたいなところに腰を下ろして釣り開始。
しかし、30分ほどしてもアタリがないので移動…。

いつものみさと公園へ。

こちらは遮るものがないので暴風です。波立ってます。気持ち的には荒磯でグレでも狙っているような気分…。

竿を出しましたが、そもそも仕掛けが水面にたどり着きません。凧揚げ状態です。グルテンも風に吹かれてどこかに飛んで行く始末。
風の合間を狙ってどうにか振り込むもアタリはなし。

一度だけウキがゆっくり沈むので合わせたら、ずーんと重みがあり、そのまま横に移動します。フナやコイの大物にしては元気がありません。木か何かに引っかかったのか、と思いましたが、動きが止まり、今度は沖に移動を始めました。
少しテンションをかけたらすっぽ抜けました。何だったんだろう…。

それ以降はアタリもなく、風も止まないので諦めて帰りました。爆風スランプを歌いながら。そういえばサンプラザ中野ってスキンヘッドだよな、などと思いつつ。

その夜もランニングをしました。グルテンが余っていたので江戸川リベンジ。
こちらは更に暴風で、ちょっと身の危険を感じるくらいでした。写真を取ろうと思いましたが、スマホが飛ばされそうなのでやめました…。

そして遂に…

2/15、午前中にみさと公園へ。ずいぶん暖かくなりましたし、風もなくて期待大です。

やけに鳥が多いですね。ってことはお魚も多いのでは…。わくわくします。

10時半ころに釣り始めて、20分ほどできました。

8cmの良型クチボソ。本命ゲットです！（釣れたのが本命です）

しかしあとが続かず。と思ったら巨大な亀がぷかりと浮いて来ました。

浮くだけならまだしもこちらに向かって来ます。こいつのせいで釣れないのか、と憎たらしく思い、石でも投げつけようかとしましたが、ふと浦島太郎のお話を思い出しました。冬眠から覚めたばかりの亀です。ここはいじめるのではなく、グルテンでも食わせてやれば大いに喜び、お礼に背中に乗せてくれるのではなかろうか。そしてどこか素敵な場所に連れて行ってくれるのでは…。

しかし、みさと公園から亀に乗って行き着く先は、せいぜい水元公園が関の山です。

よし、追い払おう。と決心し、竿の先で甲羅をこつんとやりました。
すると首を引っ込めてどこかに去って行きました。上述の、爆風の中で掛かった謎の移動物体も亀だったのかもしれません。

気を取り直して竿を出しますがなかなかアタリはでません。まだ亀がうろついているのか、と50mほど移動。

そこで大物がきました。