フライをやった

■フライフィッシングを始めた。

 以前から気にはなっていたけれども、難しそうだし、道具を一から揃えねばならないために出費もかさむ。
 始めるのはもう少し歳をとってからでもよかろうと思っていた。

 でも、よく考えたら僕ももういい歳なわけで、やりたいと思ったらすぐにやった方が良いのではないかと考え直した。
 人生は長いようで意外と短いかもしれない、と。

 釣りなんかは特に、1年や2年でどうにかなるものではなく、ひとつの釣りをしっかりやろうと思ったら10年は見たほうが良い。
 もう少し歳をとって、そしてようやっとフライを始め、それでもしその魅力に打ちのめされたら。
 なぜもっと早く始めなかったのかと後悔するに違いない。

 今すぐにできないわけではない。
 何となく、まぁもう少し先で良いかと。何の根拠もなく。
 強いて言うならば、面倒だから。
 それで後になって後悔するのは嫌だなぁ、と。

 そんなことを深く考えて、フライをすぐに始めることにした、訳ではない。
 違うんだ。
 単に、やりたくなったからだ。
 それだけだ。

 で調べたところ、1万円からセットが売っている。
 2万も出せばそこそこの道具は揃いそうだ。

 2日間ほど考えて(買うか否かを考えたのではない。どの道具を買うか考えたのだ)、1万4千円ほどのセットを買った。
 竿とリールとラインとフライなど、それだけあれば始められるというセットだ。
 思ったより随分安く始められそうだ。
 案ずるよりなんとかってやつだ。

■王禅寺に行った。

 2月27日、日曜日。
 バイクに1時間ほど乗って王禅寺に行った。
 11時ころに着いた。

 道具は、付属のケースがしっかりしているのでそれを背負って行った。
 ケース自体が少々重いが、まぁそれほど歩き回らないから良いだろう。

P1000950.jpg

 天気が良く、ぽかぽか陽気だ。
 風は微風。フライには最適なコンディションだと思う。

 フライポンドは少々混んでいて、通路沿いのやりにくそうなところで釣ることになった。

■初キャスト

 見よう見まねで竿を振ってみた。

 全く飛ばない。
 ラインの重さで飛ばすというのは慣れないので難しい。

 ついフカセ釣りの要領で、ラインの先に質量を想定してしまうが、先にはちっこいフライが付いているだけだ。
 糸自体を振り込まないといけない。

 本やネットで下調べはしたので、あとはただ慣れるまで振り続けるだけだ。
 とにかく難しい。

 周りの人達は簡単そうにやっているのだが。

■初ヒット

 10分もすると、少しずつだがキャストできるようになってきた。
 思ったより簡単だ。
 もっとずっと難しいと思っていて、一日キャストの練習で終わる覚悟もしていたのだが、何となく前に飛ぶようになりうまくすると釣れるかもしれないと思えてくる。

 期待を胸にフライを替えたりして何度か振りこむが、全く反応がない。

 おかしいなぁと周りの人を観察すると、どうやら沈むフライじゃないとダメみたいだ。
 魚が深いところにいるんだな。

 フライ自体は20種類くらいあるのだが(テンカラをやったときに揃えた)、どのフライが沈むかなんてのはもちろん分からない。
 目を凝らして見てみると、オモリが付いているフライがある。
 それを付けて沈めてみると、程なくしてニジマスが釣れた。

 簡単なものだ。

 初ヒットなので慌ててしまい、写真を撮り忘れた。

■それからヒットが遠のき、場所もやり辛いので別の池に移動。

 そこでも沈めるフライを投げたのだが、爆釣だった。
 一投ごとにアタリがあり、上手く合わせると竿にずっしりと重みが伝わる。
 これは面白い。

P1000952.jpg

 没頭して気づけば残り30分。

 テンカラもやるつもりだったので大急ぎで用意し(竿を伸ばすだけだが)、びゅんびゅんと降る。
 こちらも毛鉤を沈めないと反応がない。

 中層から少し下辺りをゆっくり引くと必ず当たりがある。
 楽しい。

■次は。

「リヴァスポット早戸」ってところに行ってみようかな。
 ちょっと遠いがバイク釣行だ。

 次はドライフライで釣るのが目標。
 まぁドライかウェットかは時間によるので仕方がない部分もあるけれども。

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