第二次ウツボ退治計画@葉山

2011/11/26(土)、久しぶりに葉山のオオモリボートに行った。

同行者はいつものS氏、Y氏。

いつもならば3人乗り+2人乗りの布陣で臨むところ、3人乗りが全て予約済みとのことで2人乗り×3台の遊撃フォーメーションで挑むこととなった。
まぁ3台繋がってるから遊撃でもないんだけど。

釣り物は何にしようか。

念の為に放射能を調べたら、横須賀沖辺りでも少々ベクレルを検知している。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/pdf/111201_result_jp.pdf

奥さんは妊婦なので、微量といえども被曝は避けたい。
というわけで、今回はノンキープ。オールリリースと決めた。

オールリリースと腹を決めれば逆に楽だ。
クーラーボックスはいらないし。
釣り物の制限も無くなる。
気張ってタイやカワハギ、イナダを狙うぞなどと意気込む必要もない。

よし、ウツボ釣りだ。
一日かけて一本、巨大なウツボを釣る。
それを目標にしよう。

他は全て雑魚、外道。
タイだろうがリリースだ。外道だから。

エサはブリのアラ。
スーパーで半額だった。

さて、当日は新逗子に集合することになった。

荷物はこれだけ。

長靴や竿受けなどの入ったバッカン、細かい釣具やカメラなどが入ったソフトクーラー、ガルプスティック8フィート、無理やり6フィート2ピースのバスロッドも入れてます。

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リールは、ガルプにはソアレBB30 2500HGS(PE1号)、バスロッドにはバイオマスター08 2000S(PE0.8号)。

6時半ころ新逗子に到着。

新逗子近くの愛古堂でエサを購入。
駐車場もあります。

準備などをして海に出たのは8時少し前だった。
これくらいのんびりしているのが丁度良いです。

オオモリボート、例のごとく曳航してもらいます。

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まずはキス仕掛けでチョイ投げをして海の様子を探ります。
あまり活性が良くない。

外気はすっかり下がってきたが、海はまだ温かい。
エサ取りにつつかれながら、たまにサバフグが釣れる。

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あとベラも。

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オキアミが溶けたので、バスロッドでコマセ仕掛け、ガルプで一つテンヤにチェンジ。

ようやくマルソーダが掛かり始めた。
開始から2時間くらい経っていた。
ちょっとのんびりしすぎですね。

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なんとシイラも。
初めて釣りました。
色がきれい。

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噂通り、釣り上げても元気でした。

さて、一つテンヤはエビエサでやっていたのですが、それじゃまるでタイ釣りみたいです。
俺は何を釣りに来たのか。
見失ってはいけません。

ウツボです。
巨ウツボです。

特エサ登場。

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血が滴ってます。

骨の部分は撒き餌がわりに投入。

微妙な当たりに仕掛けを回収すると、がっちり歯型が付いていたりしてテンションが上がります。

しばらくして、バスロッドが大きくしなる。
大きく、しかしゆっくりとしなります。

根がかりか? と素人は思うかもしれない。

でも僕には分かります。
ウツボです。
巨ウツボです。

二度目のしなりを確認し、大きく合わせます。
するとまぁ、ドラグが鳴り止まない。
けど突っ込むという感じでもない。
強力なトルクで、ただ糸が出ていく。

間違いない。巨ウツボです。

バスロッドにバイオマスター2000S、心細いが何とかなるだろう。
ドラグを少し締め、やりとりにかかった。

が、あっけなく切れた。
テンヤかリーダーの結束部分か、と思って見てみると、なんと言うことでしょう。

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孫バリのヒモが切れていた。

こりゃ無理だ。

前回、自作ヒラメ仕掛けで中型のウツボを釣り、僕は少し思い上がっていた。

相手はモンスターだ。
指を噛まれたら骨まで美味しく食べられちゃう、モンスターなのだ。

次回はワイヤー仕掛けで臨もう。。

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今回もいろいろと楽しい釣りだった。

S氏はイナダ(ワカシ?)、Y氏はカワハギ、カサゴなどを釣っていた。