【竿作り】11日目 胴拭きなど

これまでの工程

1回目(6/23)穂先を削り
2回目(6/30)節抜きと磨き
3回目(7/14)継ぎ
4回目(7/29)口糸巻き
5回目(8/12)握りと口栓作り
6回目(8/26)口栓作りと漆塗り
7回目(9/9)糸巻きと握りの塗り、ワカサギ竿の計画
8回目(9/16 )口栓、穂先塗り、胴拭き
9回目(9/29)塗り
10回目(10/13)継ぎ調整、リリアン取り付け、塗り

10/28の今回は、胴の塗りとリリアン結合部の塗りを行い、いよいよ2本目の竿に着手しました。

胴拭き

穂先以外の胴の部分を薄く塗りました。
使用した塗料は、透、黒、赤の三種。それらを適当に配合し、うすめ液でかなり薄めて胴に塗ります。
塗ったらパンストで拭いて伸ばします。

立てて乾燥。

穂先はリリアンのつなぎ目に赤をこってり塗りました。

一本目はここまで。
もう実践で使えるとのお墨付きをいただきました。完成間近ですね。

2本目に着手

そしていよいよ2本目のワカサギ竿に取り掛かります。
握りの部分をどうするか先生と再考し、最後は自分で決定。できるだけシンプルに作ることにしました。

作業に取り掛かりますが、すっかり工程を忘れてしまいました。ブログに詳しく書いておいて良かった……

穂先はグラスなので削らずそのまま使うことに。削って柔らかくしても良いですが、繊維が飛ぶのが煩わしいです。それに少し強めに作っておけばボートのハゼ釣りにも流用できるかなと。

というわけで節の掃除から。
自前の小刀が活躍です。安物ですがよく切れます。

節と芽をキレイにしたら胴にヤスリをかけます。400番でひたすら。

終わったら継ぎです。時間がないので糸で補強するところまで。
継ぎは5cmほど、穂先は短いので4.5cmほど確保します。
補強するのはそれの+1cm分。がっちり糸を巻きます。

握りの部分は一回り太い竹を使うことにしました。
7~8cmほど差し込むようにして、木工用ボンドをたっぷり付けて接着します。
他と長さを揃えるようにします。

握りの部分の竹をカットする際、竹の皮が剥けてしまいました。
ノコギリで切るときは外側から慎重に刃を当てないとダメでした。こういう細かい技術は経験を積まないと身につかないんだろうな……

今回はここまで。

次回は継ぎです。