【竿作り】2本目 ワカサギ竿

栓をしました

ひと月ぶりのワカサギ竿制作です。
何をどこまでやっていたのか、すっかり忘れてしまいました。
思い出すために自分のブログを読み返したりして……

たしか穂先を収納するのに、握りのところのお尻から差し込む方式にするのでした。で、その栓を作っている途中で年を越したと。

まずはABボンドで溝を埋めた部分に補強糸を巻いて、ドリルでぐりぐりとやります。

さらにヤスリで調整しつつ、栓をはめ込みます。

↑こいつが

こうなるわけです。適当に削ったらきれいにはまりました。幸先が良いです。多分。

ガイドを付けます

お次はガイドです。1本目のマブナ竿はガイドがないので初めてです。

まずはガイドの大きさを決めました。候補は3つ。
・直径1mmほどの極小ガイド
・同じく極小だけど固定する部分の足がちょっと長いやつ
・一回り大きいやつ

どれが良いのかよくわかりませんが「道がいくつかあったら一番険しい道を行け」みたいなことを星一徹が言っていた気がするので、一番小さいやつをチョイスしました。ありんこがぎり通れる程度のサイズ感です。

次に、ガイドを付ける位置の決定です。
先生曰く「適当に」とのこと。じゃあ市販のワカサギ竿と同じ感じで付けるか、と思ったのですが、そもそも僕はワカサギ竿を持っていませんでした。というか見たこともないのでした。それで作ろうというのですから我ながら無謀です。

仕方がないのでそれっぽい計算をして決めました。
だいたい等比になるように間隔を空けて付けるとして、肝心の比は黄金比とかにすれば美しかろうと。……黄金比っていくつだっけ? 1.5くらい?(正解は約1.62でした)

というわけで、穂先の全長約20cmに先頭から
0cm(トップ)、1cm、1.5cm、2.3cm、3.4cm、5cm、7.5cm
と7つ付けることに。

位置が決まったら、極小のガイドをゴムみたいな接着剤で穂先に仮止めします。
で、糸で先頭からひといきに巻きつけて固定。

細かすぎる作業です。ここ10年で一番肩が凝りました。
糸を巻いたら最後のところはゼリー状の接着剤で固定。

ガイドが一直線になるように修正し、さらに穂先自体も糸を巻いたせいで曲がっているので補正。ここぞというポイントで、すかさず木工用ボンドで固定します。つまようじを使ってガイドの背中のところに少しだけボンドを付けるようにします。これもまた細かい作業。

少し時間があったので穂持ちの部分にもガイドを付けました。

こちらは一回り大きいガイド。なんか雑ですね……

そんな感じで、ワカサギ竿を見たこともないのに想像で作っています。
次回はガイドとリールシートを取り付けて、早いところ塗りに入りたいです。
この調子だと今シーズンは間に合わなそうですが…… 江戸川のボートハゼにでも使おうかな。