ドザエモン・トラウトにうんざり

6/20、何となく管理釣り場に行った。

気持ちが滅入っちゃってしょうがなく、どうしようか、死のうか、それとも釣ろうか。
そんなめんどくさい状態にあり、簡単に言えば夏バテなのだが、ともかく釣りに行くことにした。

お魚ならば僕のこころを幾らか癒してくれるかも知れぬ。

そう思ったのだった。

管理釣り場の準備は簡単だ。

振り出しのトラウトロッド、1000番のリール、スプーンをいくつか。
あと、今回はスカリ、フォーセップを用意した。

10分もあれば準備は整う。

家を出るとき、おかずを釣ってきて頂戴よ、と家の者が言った。
気持ちが滅入っている僕は、背中を丸め、何も言わずに出かけた。

13時半頃釣り場に着くと、どうしたことか空いている。
休日は大抵混んでいてその点は少々我慢するつもりで来たのだが、がらがらなのだ。

それもそのはず。
池には魚の死体がぷかぷか浮いていた。

初めは、誰かが釣った魚を捨てたのかと思ったが。
そうではなく、急に水温が上がったためニジマスが死んでしまったらしい。

単に水温が高いから、ではなく、急に上がったのが良くないとか。

そんな状況なので全く釣れない。
まわりの上手い人は少し釣れていたが、僕は上手くも無いし集中力も欠けていた。

ルアーを二つもロストしてしまった。。

16時を過ぎるとポツポツと釣れ始めた。
水温が下がったためか。

とりあえず2尾釣って時間切れ。

うーん、どうにもこうにも。