金谷で小物釣り
9月17日(金)、連休にぶつけて夏休みを取ったのだ。
で、もちろん釣りに行った訳だが、折角の夏休み。
のんびり釣りたいのだ。
日々のストレスとか苦悩とか、煩悶とか憂悶とか(どれもあんまり無いけど)、そういったものを一時でも忘れさせてくれるような、弛緩したような釣りをしたい。
がっちりした釣りも良いけれど、疲れちゃうからね。
という訳で、ちょっとした電車旅行がてら波止場に寄り、ライトタックルで小物と遊ぼうと計画。
候補は大磯、江ノ島、熱海、伊東など挙がるも、行ったところの無いところが良かろう、折角の夏休みなのだから、と思い立った。
知らない土地で竿を出すというのも良いものだ。
金谷に行くことにした。
電車で久里浜まで行き東京湾フェリーに乗るという、まさに小旅行。
メバルロッドと浮き釣りの仕掛けだけ持って家を出たのは12時頃か。
ちょっと出遅れたが、まぁ何とかなるだろう。
久里浜までは京急に揺られる。
ウトウトしていればあっという間だ。
久里浜からフェリー港まではバスが出ている。
しかしかなり待たされる(フェリーの時間に合わせてあると思う)ので、歩いて港まで行くことにした。
意外と遠かった。
20分くらい歩いた。
荷物が少ないとはいえ汗だくだ。
フェリー港に着いたのは14半時頃。
15時ころのフェリーに乗ることにした。
ぶらり釣り旅行なので切符は片道、にしようとしたところ、往復で買うと150円くらい安くなると言う。
誰が言ったかというと切符売りの女性なのであり、アニメ声なのである。
アニメ声で言われたら買うしかなかろう。
往復のチケットを買った。
そうなると終フェリーで帰ってこなければならない。
金谷発の終フェリーは19時半ころだ。
あまり釣る時間は無いけれど、どうせ暗くもなるだろうし、ちょうど良いかもしれない。
久里浜を出たフェリーは東京湾を疾走、途中でイワシのボイルに遭遇したりなどしつつ40分ほどで金谷フェリー港に着いた。
フェリー港から金谷漁港までテクテクと歩く。
漁港前のエサ屋でイソメを購入。
店の人は良い感じのおばちゃんであった。
釣り場に着くと釣り人は二組しかいない。ほぼ貸し切りだ。
団子でチヌを狙う地元のおっちゃん。
フカセでグレ狙いか、大学生三人組。
おっちゃんはすぐに帰った。
学生たちは小さなグレとシマダイ、ネンブツダイをぽつぽつ釣っている。
僕も準備を始め、まずは浮き釣り。
すぐにカゴカキダイがかかった。
日が暮れてきてからはヘチを探った。
ネンブツダイは房総でも遊んでくれる。
外房ではあんまり釣れなかったが、内房では釣れるんだなぁ。
(直すのめんどくさいから逆のまま。。)
飽きない程度にカゴカキダイ、ネンブツダイが釣れ、18時頃、そろそろ納竿かと思うとメバルが釣れた。
20cmに満たない。
終フェリーに遅れては困る。
大急ぎで片付けをしてフェリー港へ向かった。
ちょっと時間があったのでビールを呑んだ。
実に美味かった。