金魚対策
昨晩、底の水草をいっぽんいっぽん地道に植えたのでした。
田植えのようでした(やったことないけど)。
まだまばらですが、根を張るようになると横に広がって生えていき、やがて底は緑のじゅうたんになるのです。
そのはずなのです。
で、仕事もそこそこに帰宅しまして、さて緑のじゅうたんはどれほど広がったかしら、いやいやまだでしょ、一日も経っていないんだから(笑)とひとりでニヤけつつ水槽を見て、おや?おや?と二回首をかしげました。
無い。
何も無い。
昨晩、田植えのようにいっぽんいっぽん丹精を込めて植えた草が、無い。
おっかしいなぁ、夢だったのかなぁと水面に目をやると
わっさり。
何でしょうか。わっさりと浮かんでいますが。
ラピュタ的な何かでしょうか。
いいえ水草。
昨晩、田植えのように丹誠込めて植えた水草は、あっと言う間に抜けてしまったのでした。
かみさん曰く、数時間前に帰宅したときにはまだ少し残っていましたが金魚がものすごい勢いでつついて、いや咥えて抜いていました、とのこと。
ううむ…
我が家にやってきて4日ほどしか経っていないのに、もうすっかり水槽に慣れたばかりか、少々乱暴を働き始めました。
参りましたね、これは。
同じように植えたらまた抜かれるのは目に見えています。
なにか網のようなものをかぶせて、金魚に抜かれないようにしないといけません。
しかし光が届かないと伸びないでしょうし、コケ対策にエビは出入りできるようにしたい。
そこで作成したのがこちら。
スーパーのお寿司のパック。
そのフタの部分です。
まず水道水で十分に洗います。
なんせ寿司ですから。
酢飯が付いていたら大変です。
洗い終わったら、水とエビが十分に行き来できるようスリットを開けました。
もちろん金魚は入れない幅です。
このフタが覆えるだいたいの範囲を確認し、水草を植え直しました。
これが結構大変でした。
植えたそばから抜かれていく…
僕の手にはもうすっかり慣れてしまいまして、追い払ってもすぐにやってきて抜いてしまうのです。
こうなったらスピード勝負。
寄ってくる金魚を手で払いのけつつ、素早く植えていきます。
植え終わったらサッとフタを乗せます。
真ん中にはオモリをぶら下げました。
その辺に落ちていた石です。
息子が拾ってきて玄関に転がっていたのを拝借しました。
一応ビニール袋に入れて変なモノが溶け出さないようにしてあります。
しばらく見ていたらエビが入ってきました。
金魚はくやしそうにフタの周りをつついていました。
さて、これで様子見です。