釣パラダイス

納竿旅行

毎年クリスマス付近の週末に釣り仲間と納竿旅行へ行くことになっています。
釣り仲間と言っても仕事の関係者で、もともと(今も)飲み仲間です。なので納竿旅行も釣りの後の飲み会がメインです。

しかし今年はコロナの影響で中止にしました。
はじめは「近場で釣りだけして宅飲みで〆ようか」などと話をしていましたが、会社から「忘年会禁止」と御達しがあり、なんだか興が冷めてしまって…。
感染者が減ってきたら遠慮なくやりましょう、ということにしました。

といったわけで、26日(土)はまるまる空いてしまいました。もともと釣りに行く予定だったので釣り以外のことはしたくありません。
一度抜いた刀はなかなか収まらない、ってやつです。

前日まで迷った末、山武市にある「釣パラダイス」に行くことにしました。
テンカラができる貴重な管釣りということで前から気になっていたのです。

とにかく寒い

26日朝、少年野球に行く家族を送り出し、テンカラ竿とフライロッド、毛針道具をバイクに積んで家を出たのは11時近く。
天気は良いもののバイクで走ったら絶対寒いです。防寒対策は念入りに行いました。

バイクの防寒で大切なのは「3つの首」、などと言われます。
「手首」「足首」そして…。
飲み屋なんかでこの話をすると100%「乳首」という奴がいるんですよね。

そりゃ乳首がシモヤケになったら地味に嫌ですが、バイクで走っていて乳首が寒いってどういう状況なんでしょうか…。乳首丸出しで走っていたら防寒というか防犯という意味で問題でしょう。

仮に乳首丸出しでバイクに乗ってたら、パトカーに停められて丸出しの乳首を指さされ
「ご主人、それは何のつもりですか」「乳首ですが」「それはわかりますが、なんで丸出しなんですか」「…ウインカーですが」
みたいな押し問答の末、交通課ではラチがあかないと県警のしかるべき課、ワイセツ課とかですか、そこから応援が駆けつける。

この辺りで乳首をしまえば良いものの、一度出した乳首はなかなか収まらないというやつで引っ込みがつかない。
結果、ワイセツ専門の警官に「話は署の方で」とか言われて任意同行です。
その日は署に泊まってじっくりと調書を取られ、「では最後に拇印を」「え、ボインですか?ボインじゃないけどなぁ」などとシモヤケ気味の乳首を出して警官にため息をつかれ、翌朝、身元引受け人のかみさんに連れられて家に帰るといった惨めさを味わう羽目になるわけです。

ですから乳首を出してバイクに乗ってはいけません。

話を戻すと、3つ目の首は「首」ですね。手首、足首、首。

念入りに対策したつもりがしっかり防寒しきれず、特に首回りからのすきま風がヘルメット内に入り込んで頭がキンキンに冷えました。
でも1時間程度なのでひたすら我慢です。

釣り開始

12時過ぎに「釣パラダイス」に到着。受付を済ませて釣りを始めたのは12時20分でした。5時間券なのでのんびりスタートです。
トラウトの券を買うとバスもできるらしいです。今回はやりませんでしたが、毛針でバスを狙うのも楽しそうです。
他には鯉釣り、あと何とタナゴ釣り堀もあるらしいです。トラウトに飽きたら1時間だけタナゴ、なんてことも可能です。まさにパラダイス。

さて、トラウトポンドには先客が5名ほど。それほど混んではいませんでした。

まずは自作フライロッドを継いで、改良したマラブーで開始。20分ほどしてようやく1尾目が釣れました。

すぐに猫が寄ってきます。

マラブーはいまいちアタリがないのでトラウトガムに変更。するとぽつぽつ釣れだし、2時間で13尾。

ここでお昼休憩です。

後半戦

休憩後、まずは自作インジケータを試しました。これ要はウキ釣りですね。
タナが固定されるので釣りやすいのと、インジケータが動くのが面白いです。

お次はテンカラ。
フライラインにマラブーでやってみるとそこそこ釣れます。しかしよくみると着水したマラブーにトラウトが反応しています。
なら普通の毛針で良いのでは、とレベルラインにテンカラ用の毛針でやってみました。
するとよく釣れます。なんとなくポンド型の管釣りは沈めないと釣れないと思い込んでいましたが、水面直下でも十分釣れました。
やはり、トラウトが水面を割って毛針をくわえる瞬間ってたまらないですね。

17時前、暗くなったので納竿です。

帰りはさらに寒くて、乳首がシモヤケになりそうでした。

【今回の釣果】
ニジマス 25尾

【今年の釣果】
金魚 20尾くらい
クチボソ 181尾くらい
クロダイ 1尾
サバ20尾くらい
シーバス 3尾
タナゴ 11尾
テナガエビ 31尾
ニゴイ 1尾
ニジマス 36尾
ヌマチチブ 16尾
ハゼ 2尾
ブルーギル 53尾
ヘラブナ 3尾
マブナ 57尾
ミシシッピアカミミガメ 2尾
モロコ 2尾
ヤマメ 2尾