【竿作り】2日目 節抜き、磨き

前回はひたすら竹を削りました

初日は穂先を作るために真竹を削りました。前回の様子はこちら

今回はその続きです。8日あけて6/30(日)に行きました。

穂先の仕上げ

前回2時間かけて穂先はだいたい完成しました。まずはその続き。断面が円になるように鉄のヤスリでごりごり削りました。

先生に見せたら節から先をもう少し細くしたほうが良いと指摘されたので、折れないように慎重に削ります。

削り終えたら規定に長さにカット。
今回、穂先は40cmの手元に収めるので35cmにします。
節が真ん中にくるようにして上下17.5cmのところに鉛筆で印をつけ、ノコギリで切りました。
が、カッターで切ったほうが断面がきれいになるとのこと。太い方を先生にやってもらいました。

これで穂先の削りはおしまいです。

手元の節抜き

次に手元の部分に穂先を収納できるよう節を抜きます。

剣先という、鉄の棒の先に尖った先っぽが付いた武器みたいなものを竹に突っ込んで、節の部分をグリグリと削ります。

まずは割れないように節の周りを糸で補強。

剣先はバイスプライヤーで挟んで持ちやすくします。

これが剣先。武器ですよこれ。危ないので周りに注意。

これを突っ込んでゆっくり回しながら押し込みます。
するとスコンと突き抜けます。(抜ける瞬間は先生がやりましたが)

節に穴が空いたら、今度は丸いヤスリを突っ込んでやはりグリグリ。
竹の内側をきれいにします。

なんかいろんな道具が出てきますね。

磨き

続いて穂先以外の竹をきれいにします。

節の部分には枝が残っていたり、ハカマという部分が付いていたりします。まずこれらを小刀で削り取ります。

先生曰く、ここは竹の命とのことです。たしかにこれが無かったらただの棒ですね。

その後、全体的にヤスリがけをして磨きます。
使ったのは水ヤスリ400番。

一心不乱に磨きます。

きれいになりました。節に穴が空いていますが、水が入らないように和紙を貼って塞ぐそうです。
その上から塗装するとのこと。

さて、次はいよいよ継ぎの部分。
差し込む長さ+1cmを糸で補強します。

今回はここで時間切れ。

だんだん竿っぽくなってきました。完成が楽しみです。